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所長・藤井篤弁護士にインタビュー!

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所長・藤井篤弁護士にインタビュー!

  当事務所の所長である藤井篤弁護士に,若手弁護士が,「弁護士になろうと思ったきっかけ」や「弁護士としてのポリシー」などをインタビューしました。

藤井先生③

【弁護士になろうと思ったきっかけは?】

 私は1950年生まれなので、1970年、「70年安保」の頃は学生でした。大学紛争で1年間大学の休校が続く状況でした。私自身も学生運動に参加していましたし、就職は考えていませんでした。気がついたときには大学4年生。

 弁護士という職業が一番自分のやりたいことに合致していました。

 法曹界のなかでも公務員である裁判官や検察官は考えていなかったので、弁護士になろうと思いました。

 

【特に印象に残っている事件は,どのような事件ですか?】

 弁護士1年目に担当したサンドイッチ店チェーンの倒産事件は特に印象に残っています。会社が倒産してしまい、フランチャイズのお店を存続させられるかどうかという瀬戸際に立たされ、大勢の店長さんたちと、店舗の存続のために、フランチャイズ契約の解約や、ロイヤリティーの支払、担保のために切らされていた手形の支払いを拒むことなどに取り組みました。最初は、どういう方向に進むのか皆目検討もつかない中で、店長さんたちの会合に出席しました。1年目の弁護士なのに、法律的な判断や方向を示したり、議論を進めていくことの大変さと醍醐味を経験しました。

 もう1件は、弁護士5年目に担当した、病院の倒産事件です。数年間は甲府などへ通いました。ちょうど子供が生まれたばかりの年、1年に100回も出張していました。関連会社から暴力団が商品を運び出そうとしていることを聞いて、真夜中に甲府市郊外の現地で暴力団とわたりあったり、別の会社の経営者に付き添っていろんな債権者と直交渉をしたりしました。関係者の自殺、従業員による会社資金の持ち逃げ、従業員の解雇、暴力的な取立てなど、倒産事件で起こりそうなことを全部といっていいほど経験しました。

 

【弁護士の仕事をしていて嬉しいときは,どんなときですか?】

 依頼者の方はもちろん、相手の方にも喜んでもらえた時です。紛争がうまく収まり、両者が納得して解決できたときは、達成感を感じます。クレサラ問題で依頼者の家まで行き、説得を続けた結果、解決へとつながったこともあります。解決後も付き合いがあり「先生が家まで来てくださったおかげで死なずに済みました。」という言葉をいただいた時は、とても嬉しかったですね。フットワークを軽くし、現場に行くという行動力はいつまでも大切だと思っています。

 藤井先生④

【どのようなポリシーで仕事をしていますか?】

 弁護士になった最初の頃は、労災職業病の事件をやりたい、刑事事件をやりたい、行政相手の訴訟をやりたいなどと思っていたのを覚えています。しかし、実際に弁護士になってみると、目の前に現れる事件があり、その事件の依頼者がいます。事件処理については、とにかく迅速に事件活動に取り組むというのが私のモットーだったので、事件の好き嫌いなどは考えず、がむしゃらに事件活動に取り組みました。

 その時代は、今よりもはるかに弁護士の敷居が高かったので、相談したい方が気軽に相談し事件を依頼することができることが大切だと思っていました。それとともに、弁護士費用は安いけれど弁護士業務のスキルはいまいちと言われないように、いずれは最高の弁護技術を提供できるようになりたいと思いました。

その後、徐々に、事務所の中でも、ややこしい事件、訳の分からない事件は藤井へという雰囲気ができてきて、難しい事件にめぐり合うチャンスに恵まれました。弁護士の収入に結びつく事件単価の大きな事件かどうかということはあまり考えず、自分なりに取り組む意義が感じられる事件は、夜を徹してでもやりました。「兵は、拙速をもってよしとする。」という孫子の兵法の言葉が好きでした。

 経験を積む中で、弁護士の仕事に関するポリシーも、変化してきます。

事件の見通しの立て方(見立て)や、依頼者の求めることとその実現可能性や妥当性、相手方の考えることや相手方がやろうとしていること、今何をすべきかなどは、情報が比較的少なくても判断できるようになります。しかし、簡単に見える事件でも奥深い問題をかかえているものもあるし、人間の心の深みや本当の欲求を理解することは、ときには大変難しいことも分かってきます。ときには、じっくり構えて動かないのがベストのこともあるし、ディフェンスにまわるときは相手からの攻撃を受けて受け切ることが最良の対応といえる場合もあります。

 弁護士として、社会常識の範囲内で最大限サポートし、依頼者の正当な利益と権利を擁護することが使命だと思っています。「仕事は速く、的確に」というのが私のスタイルです。「弁護士として、最高の技術を提供する」というのが私の理想です。

藤井先生②

【特に関心のある分野は,どのような分野ですか?】

 建築問題は、多くの事件を扱ってきましたし、好きな分野の一つです。建築主、工事業者、設計者など立場がちがうととらえ方も違うし、アプローチの仕方も違うので、面白さを感じます。

土地・建物、借地権、区分所有権などがからむ不動産問題は、制度や地域の特性と人間くさいところが入り混じっているのでやりがいのある事件が多いと思っています。不動産事件について本も書きましたが、ライフワークにしたいと思う分野です。

消費者問題は、消費生活センターからの紹介などの事件をかなり手がけました。時代の風を感じますし、実に次々と新しい問題が登場するので、相談がくるたびに、何かわくわくするところがあります。

また、病院の顧問をしている関係で、医療関係の事件もかなり扱いました。もともとは、患者側からの事件が多かったのですが、医療側と患者側から事件を見るようになって、医療事件の訴訟などかなり精通するようになったと思っています。

いろいろな種類の事件を通して、どのような組み立てを構想し、どのように解決に導くのかを考えていくのは、弁護士としての仕事の本能を刺激するので、好きです。

 

【どのような思いでアルタイル法律事務所を設立しましたか?】

 弁護士として35年余り仕事をし、最近の9年間は、第二東京弁護士会の都市型公設事務所の所長をしていました。自分で仕事をしながら、若い弁護士たちの指導をし、仕事のスキルの高い弁護士を育て、弁護士が少ない全国の各地に弁護士を送ってきました。私が送り出した弁護士は30人に近づき、全国各地で活躍しています。公設事務所で所長を引き継いだ後、もう一度、弁護士の原点に立ち返って、若い弁護士たちと仕事をし、私の経験を伝えながら、これからの時代に求められる弁護士像を作っていきたいと思うようになりました。

 弁護士としての技術や、事件活動には、誰にも負けないという自負があります。あと何年かは、第一線の弁護士として、やれると思っています。

 

【休日はどのように過ごしていますか?】

 アルタイルの事務所を立ち上げてから、ほとんど土日も仕事をしてきました。平日にはできない雑務やまとまった執筆などに時間を割いています。

 それでも、土曜日の夕方は、妻と食事に出かけ、日曜日には、ショッピングをしたり、自宅で優雅な夕食をするのが楽しみでもあります。最近は、ゴルフに出かけることも(時間がなくて)少なくなりました。

 休日ではないけれど、夜中に起きて、好きな本を選んで読むのは、至福の時間です。

 

【法律相談に来ようと思っている方へのメッセージをお願いします。】

 法律にからむ問題で迷ったり悩んだりしたら、まず、相談してみることをお勧めします。

 最近は、初回相談無料とする法律事務所も多くありますが、アルタイルでは、30分5400円の相談料をいただいています。

 法律相談は、弁護士にとって、最初にして大きな労力の必要な事件活動です。弁護士にとっても、最初の法律相談の良し悪しが、その後の事件活動の成否につながるほどのものです。

 法律相談は、どういう事実関係なのか、その中でどういう問題が起きているのかを弁護士がきちんと把握し、解決に向けた方策を弁護士と依頼される方が探っていく作業です。それぞれの法律問題の種類に応じて、弁護士の取り扱い分野もある程度分かれています。その分野の事件活動をある程度以上経験した弁護士なら、相談された案件のポイントと、解決のためにどういう道筋が考えられるかが分かります。それを、弁護士の力を借りながらつかんで行くのが法律相談です。法律相談の後に、事件を弁護士に依頼するかどうかは、法律相談をする中で考えていきます。

 弁護士が事実関係を正確に把握できるように、できれば、資料を収集して整理しておくことがベターですが、どういう資料が必要なのかわからない場合には、そこから相談をするのが普通です。

 弁護士に相談をして、ご自分で、事件に取組む方も多くいらっしゃいます。その解決への筋道を、ご自身で把握することが大切です。

私は、公設事務所の所長を勤めた9年間に3000件を超える法律相談をお受けし、相談者の方に法律家としてのアドバイスをしてきました。法律相談を受けるだけで、ご自分で、事件を解決される方も多くいらっしゃいます。法律相談の目的は、このあたりにあると思っています。

気軽に、早めに、弁護士に相談されることをお勧めします。

藤井先生①

 

 

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