白取 祐司
第二東京弁護士会
アルタイル法律事務所 所属
経歴
・1981年3月 司法修習終了(第33期)
・1984年3月 北海道大学大学院博士後期課程修了(法学博士)
・1989年4月 北海道大学法学部助教授
・1993年1月 北海道大学法学部教授
・2014年1月 ポワチエ大学名誉博士(フランス)
・2015年4月 北海道大学名誉教授
・2015年4月 神奈川大学法務研究科教授
・2017年4月 弁護士登録
・2018年4月 神奈川大学法学部教授
・2020年7月~弁護士法人アルタイル法律事務所
主な著作
・『一事不再理の研究』(日本評論社、1986年)
・『論文講義刑事訴訟法』(早稲田経営出版、1990年)
・『刑事訴訟法』(日本評論社、1999年)
・『フランスの刑事司法』(日本評論社、2011年)
・『刑事訴訟法の理論と実務』(日本評論社、2012年)
・『刑事法』(放送大学教育振興会、2016年)
・『刑事訴訟法(第10版)』(日本評論社、2021年)
・『刑事司法改革の現段階』(共著)(日本評論社、2021年)
最近の論文・講演
・「ゴーン事件と日本の刑事司法」神奈川大学評論93号(2019年)167‐174頁
・「中間総括・刑事司法改革・被疑者国選弁護制度」法律時報91巻1号(2019年)114-118頁
・「中間総括・刑事司法改革・証拠開示」法律時報91巻8号(2019年)110-115頁
・「刑事法の視点から最近の最高裁を批判する」法と民主主義544号(2019年)26-29頁
・「日本における公判中心主義の課題」訴訟法学研究(中国、北京)23号(2019年)1-9頁
・「中間総括・刑事司法改革・公判前整理手続」法律時報92巻2号(2020年)117‐121頁
・「ゴーン氏”人質司法”の行方」法律時報92巻4号(2020年)1-3頁
・「倉敷民商事件における手続法上の論点」法律時報92巻5号(2020年)92‐96頁
・講演「日本版司法取引を問う」(2019年3月5日)(メディアと法研究会)
・講演「日本の刑事司法は『異端』か」(2019年4月5日)(神奈川大学憲法を考える会)
・「諸外国の再審法制・フランス」日本弁護士連合会人権擁護委員会編『21世紀の再審』(日本評論社、2021年)281-289頁
・「袴田事件—最高裁決定の意義と差戻審のあり方」『冤罪白書2021』(2021年)14頁
・「フランスの弁護人立会権」川崎英明=小坂井久編『弁護人立会権』(日本評論社、2022年)168頁
・「誤判と再審」(講演記録)法政論叢(山形大学)75号27頁
・講演「フランスの死刑―私的考察」(2020年10月28日)(東京弁護士会死刑制度検討協議会勉強会)
・講演「刑事身体拘束制度の国際比較」(2020年10月31日)(東京弁護士会期成会)
・講演「最高裁決定の意義と差戻審のあり方」(2021年3月24日)(全国学習会「袴田さんに真の自由を!」)
・講演「再審法改正をめざす学習会・講演」(2021年4月25日)(神奈川・再審法改正をめざす市民の会)
・講演「誤判と再審」(2021年10月18日)(山形大学人文社会科学部講演会)
ご挨拶
主に刑事事件を担当しています。
刑事弁護をやって感じるのは、「犯人」として逮捕され、訴追された人たちというのは、世間の抱く「犯人」像とは違って、どちらかというと社会の”弱者”であることが多いということです。いくら気丈夫でも、被疑者や被告人が立ち向かうのは、警察、検察という強大な国家権力です。太刀打ちできるものではありません。そこで必要なのが、強力な”武器”、すなわち弁護士です。弁護士は、国家から独立した立場で、被疑者や被告人の権利・人権を守ることを使命として活動します。権利は、現実に行使できてこそ、権利です。弁護士は、法律の専門家であり、その専門性を武器として、犯罪の嫌疑をかけられた人たちと共にたたかいます。
私自身、もっぱら刑事事件を担当し、スキルを磨いてまいりました。「犯人」として追いつめられたとき、たよりになる弁護士がそばにいることで、どれほど心強いか。そんな弁護士でありたいと、いつも願っています。
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